2006年06月04日

2006年4月の観光客数18%増

(タヒチプレス: 02jun2006:09:01)

仏領ポリネシア副大統領兼観光大臣Jacqui Drollet氏による現地6月1日(木)の発表によると、4月度観光客数は前年比18%増。この推移を維持できれば25万人/年の目標を達成できる見込みを発表しました。来春始まり4年継続する "Star Clippers" のクルーズなどが,、数値の根拠、追い風となっているようで「4月の数字は私たちが1〜2カ月前の予約数予測(目標?)を具現化した。リスクなくこの傾向が続くなら、2006年度24万〜25万人の旅行者を期待できる。それは2007年度目標の観光客数30万人/年を実現させるにあたり、大きな励みになっています。」 と発言しています。

Drollet氏発言の裏付けは、公認記録の近年のピーク2000年:約25万2000人、下落は2002年:18万9030人であり、2000年の増加要因は264人乗船可能な "Renaissance" クルーズがパペエテを寄港地にスタートした年であり、同クルーズが2001年9月26日に破産し中止となった翌年の2002年に下落した点に注目したものです。

Drollet氏「私の願いは、この4月度の旅行者数上昇が持続すること。」今年の1〜2月の観光客数は前年比3,300人減(-6.45%)4万7858人。 3月、4月の訪問者統計はまだ公表されていません。

※管理人注
経済的自立を目指す領土政府の数値目標は、最終的に50万人/年ですが、近い目標は2003年度のテマル政府、フロス政府共に、2007年までに30万人/年の来訪者です。
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2006年06月03日

日本の調査捕鯨は「違法」の見解

(タヒチプレス:01jun2006 :16:20)

パリに招集された独立法律専門家による国際委員会は、日本の調査捕鯨が国際法下で「違法」であり、主要な国際協定 ”Pacnews reports" にも抵触する恐れを指摘しました。

日本政府が捕鯨推進を強く訴えると予測されている国際捕鯨委員会 "IWC" 年次総会(2006年6月16〜20日:St. Kitts and Nevis 於)に対して、日本側への牽制と言えそうです。

IWCによれば「日本の調査捕鯨は商業捕鯨モラトリアムに違反している有力な証拠がある。」との事。豪州パネリストDon Rothwell教授や "IFAW"(国際動物福祉基金)なども日本の調査捕鯨の違法性を訴えており、捕鯨を巡る日本包囲網が狭められてきています。

日本が頑に無視する国際法と各国からの勧告ですが、クジラ以外に食べ物が無いわけでもないし、ここまで頑さを貫く必要性が見えません。
posted by Hopuhopu at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境/自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

セガール氏のコンサート出席のためテマル大統領来日

(タヒチプレス: 18May2006:14:49)

仏領ポリネシア領土政府長官(大統領)オスカー・テマル氏は火曜日の夜東京で反核キャンペーンの一部として行われたハリウッド俳優のスティーブン・セガール氏のステージにゲスト出演しました。

俳優でありミュージシャンでもあるスティーブン・セガール氏が原子力の代替手段を支持して運動するために世界的なコンサートツアーを始めたとき、テマル氏の不意の訪問が演出されました。セガール氏は、仏領ポリネシアでの仏国核実験に対してのスピーチをテマル氏に要請したようです。

週初めにテマルと代表団は来日、仏国によるツアモツ環礁モルロア現地査察への参加は拒否し、セガール氏への合流を選択したようです。しかし、このコンサートもモリンダ社の販促活動の一環のようなので、図式としては米国加担のようにとれます。今回の大統領の行動を(反核基金などの話題も上っていますし)管理人として反核の立場を肯定的に捉えたいのですが、商業的な臭いが強いので・・・まあ実際の現場を見ていないのでなんとも言えません。

テマル氏のスピーチ後、ヘイヴァ優勝タヒチアンダンスチーム "O TAHITI e !" の踊りもあったようで、なんの基礎知識もなければ楽しそうなステージだったと思います。
posted by Hopuhopu at 11:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 核実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月12日

ライアテア島ウツロアにに新しいマルシェ着工

(タヒチプレス::10may2006 :18:24)

Raiateaの338万ドルをかけたマルシェ(公共市場)が着工し、式典では基礎石埋設が行われました。完成は次の5月とありますので、約一年後と思われます。

マルシェの内訳は、504平方メートルの鮮魚食肉販売エリア。 500平方メートルはレストランエリアと工芸品などの展示(販売)領域。

テマル大統領いわく「新しいマルシェはタハア、ボラボラ、フアヒネ、マウピティを含む風下諸島のすべてのためになる、ウツロアは諸島全体の管理センターです。」 との事です。

2000年のタハア旅行の際、ウツロアには数回立寄ました。港のすぐ前に小さなスーパーなどの商店街がある素朴な雰囲気でしたが、外洋航行用の大型ヨットやクルーザーが沢山停泊しており、結構にぎやかな感じもしました。タハア&ライアテアの地元の方たちには待望のマルシエなのだと思います。
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2006年05月01日

2006年四半期ダイジェスト01

2005年11月末より管理人の健康上の理由(左肩関節炎)から更新が停滞しています。
とりあえず、2006年の4月までの気になった出来事をダイジェストで書き込みます。

※時系列は一番昇順で、一番下が古いニュースです。

●政治/核実験

Tahitipresse : 04/20/2006 at 08:32AM
現地4月19日に行われた選挙で、現職オスカー・テマル大統領の連合(UPLD)が30議席の過半数を確保、大統領の続投が決まるとともに、改造内閣の発表が行われました。前期内閣で副大統領兼環境大臣Jacqui DROLLET氏やEmile VERNAUDONら、側近は解任となる大改造になったようです。詳しくは仏領ポリネシア政府Webサイトを参照ください。
http://www.presidence.pf/
注:2006年5月1日現在更新されていません。

Tahitipresse : 04/17/2006 at 09:51AM
仏国核管理センター職員は、(仏領ポリネシアの)昨今の政治、社会的状況を理由にタヒチ駐留を無期限に延長しました。

Tahitipresse : 03/28/2006 at 11:54AM
ニュージーランド「緑の党」は、政府に対して「仏領ポリネシアを国連リストへ戻すための働きかけ」を要請しました。
管理人注:タヒチは2006年現在植民地リストに載っていないと思います、かといって国連の独立国にもカテゴリされていません。いわば宙ぶらりん状態のようです。

●経済

Tahitipresse : 04/17/2006 at 09:49AM
タヒチパール代表 Robert Wan氏は「国際真珠組織 "International Pearl Organization"」企画会議(委員会?)に加わりました。新規株式公開"IPO"を念頭に置いている模様ですが、5人の企画会議メンバー(真珠プロデューサー&卸業者)らは、IPOのための資金供給へは同意していない模様です。

●観光

Tahitipresse : 04/06/2006 at 05:12PM
エアタヒチ・ヌイが申請していたニューヨーク、パリ間(週一便)の飛行を米国が許可、2006年4月10日よりパリニューヨーク便が就航。

●スポーツ

Tahitipresse : 03/22/2006 at 03:33PM
3月21〜22日にニュージーランドで行われたアウトリガーカヌー短距離レースで、8個の金メダルを獲得しました。
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2005年11月29日

Beachcomber社「テティアロア・天国における問題」への見解

(タヒチプレス:25Nov2005)

"L.A.Times" 日曜版10月23日号にMatthew Heller氏によってに掲載された「天国における問題」という題名の記事の内容は、建設中の「テティアロア・ブランドホテル」について「ブランド」の名前を冠するのには適していないと批判的な内容だったようです。どうやら、ブランドの古くからの取り巻きは、ブランドが許可したホテル開発に不満を持っているようで、間接的ですがBeachcomber社批判が噴出した形と言えると思います・・・回答する形で "Beachcomber" 社 Richard Bailey氏が意見を発表しました。

(管理人注)
Beachcomber社によって示された
「テティアロア・ブランドホテル」計画概要

ブランドの遺言であるエコ・リゾートを目指す。電気はソーラ・パネル、下水処理はハイテクの「マイクロ処理」により行い、海水の淡水化装置によって飲料水を供給。全ての施設には莫大な予算が予想されており、1部屋/1晩1,500USドルのルームチャージ(高価!泣!)が予想されています。いくらエコリゾートとはいえ、Heller氏の指摘では建材輸送のためのプラットホーム(桟橋)は珊瑚礁の上に作られるようです。(予測総工費4000万USドル)

Bailey氏
「建築許可はブランド自身が認可したものである、彼の名前を冠したホテルにする事は、彼の名誉に抗うものではないと信じている。私は20年タヒチに在住しており我が家同然だ、私はブランドのテティアロアに対する愛やビジョンを共有している。ブランドは彼の夢をかなえるため、私を選んだのだと思う。」
「私は彼の最後の年、テティアロア環礁と彼のビジョンについて、何時間も議論した。彼はしばしば不機嫌であったが、お互いを尊重し敬意を払って行った。プランはドン・キホーテのような概念まで及んだ。そして、私たちは環境保護志向、文化的で美的な概念を具体化したプロジェクトの許可証申請を、一緒に提出した。」

Heller氏
「私はBeachcomber社が、ホテル名にブランドを使う事を知り、驚愕した。」
「マネージャー Jo An Corrales氏、長年の秘書 Alice Marchak氏、L.A.在住の建築家 Bernard Judge氏ら、ブランドの側近は、ホテル計画に不満を持っている。」

※Bernard Judge氏は、テティアロア・ヴィラージュホテル(2004年3月クローズ)の設計者。俳優では無い旧友 Bernard Judge氏がHeller氏に語った事

「ブランドは、いかなるリゾートも彼にちなんで命名させるのが'嫌いであった。彼は人々に(ブランドの島では無く)テティアロアに訪れて欲しいと願っていた。」

Bailey氏
「エコ・リゾートを孤立した遠隔の環礁に建造すると、技術、戦略、財政的な挑戦が必要となる。うまくいけばブランドの相続人達に利益をもたらす事が可能だろう。ブランドは環境保護と文化の調和を望んでいた。」

Heller氏
「相続人への金融的保証は2012年に地所を始めると、使用料として10万ドル/年の試算。ブランドの名前を認可するのであれば、2065年までは、相続人への賃貸借価額は少なくとも2850万ドル。」
(2065年:60年間の取引期限満了)

(管理人注)
良くわかりませんが「結局、金かい!?」

テティアロアの相続?を巡る、映画さながらの愛憎劇?

1990年、L.A.警察はマルホランド・ドライブの飯場でDag Drollet(タヒチ人男性)の死体を発見。Dag Drolletはブランドの娘 Cheyenne のボーイフレンドでした。ブランドはDag Drolletの死後、Cheyenneをテティアロアに決して戻しませんでした。翌年1991年 Cheyenneの異母(父)兄弟 Christian が殺人罪を認めました。Cheyenneは1995年タヒチ島の彼女の母親の家で首つり自殺。その母とはTarita Teriipaia (1960年:MGM映画:戦艦バウンティ:ブランドの恋人役)です。
posted by Hopuhopu at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月16日

仏領ポリネシア観光客アンケート結果

(タヒチプレス:15Nov2005)

仏領ポリネシア統計研究所("French Polynesia Statistical Institute" = ISPF)は、ファアア国際空港を発つ590の航空便を利用した6,528人の観光客に対して、総4ページに渡るアンケートを実施しました。対象は、デラックスホテル、三〜二つ星ホテル、家族向けペンション、豪華客船などの、全てのタイプのアコモデーション利用者です。・・・興味深い結果です。やはりタヒチの物価高が「観光天国であることの妨げ」との懸念を呼んでいます。

訪問地に選んだ理由?
92%「一生の夢をかなえる美しい景色」はタヒチを訪問先に選ぶ動機のメインと答えています。

良かった点?
99% 水上遊覧(カヌークルーズなど?)シュノーケリング
89% ショッピング、文化的サイト、工芸品
※49%は買い物が高価である部分を指摘。

良くなかった点?
56% 良くない点があったと回答した内44.3%が物価高を指摘。
物価高は、ホテル収容能力、観光船、レストラン、買い物など、観光産業のあらゆる分野にあがったようです。そして総合的に高いレベルの顧客満足度にもかかわらず(多分6,528人中)18.5%だけのリピーター。

仏国人は締まり屋さん?
仏国人訪問者は最も長期間滞在(平均11.8日間)で、家族向けペンションは、リピーターの宿泊設備選択は、デラックスホテルよりわずかに勝っているとの事。87.5%は、ロッジ(民宿?)の質が非常に良いと回答、しかし42%は高価もしくは高価過ぎるとの回答。

ホスピタリティ
90%はタヒチのホスピタリティに感銘を受けており、クルーズ利用者は96%、家族向けペンションでは84%「素晴らしい」か「良い」の格付けを歓迎に対して評価しています。

アコモデーションタイプ別満足度(価格と満足度はあまり比例していない?)
デラックスホテル宿泊客の満足度 87%
2星〜3星ホテル宿泊客 83%
家族向け施設 82% 

クルーズ客の約半分は、宿泊設備の費用が手頃と答えましたが、1/4は高価すぎると答えました。デラックスホテル宿泊客中27%と2星〜3星ホテル宿泊客中28%はルームチャージを肯定的にとらえていますが、半数は(価格的に)不満の回答だったようです。

食事
89%がレストランに好意的回答をするも、ここでも43%が高価すぎると回答。ホテルのレストラン利用率は76.5%、45%はホテル外のレストランを利用。北米旅行者はホテルのレストラン好きなようで、毎日利用したと答えた人が多かったようです。(仏国人では20%)ホテル外レストラン利用者は仏国人は28%と高く、これは言葉の通じるアドバンテージでは無いか?と思いました。メニューに関しては85.5%が好意的回答で、タヒチの食事は総じて美味しいと言えるようです。ホテル外でも89%と高い評価です。

日本人、好評価!?
ハッキリ"the Japanese were the most critical visitors"と書いてあります!買い物好き(日本人総数の63%)文化的サイト好き(58%)工芸品好き(59%)という部分が評価?されたようですね?(笑)工芸品というのはほとんど黒真珠の事かな?マルケジアンアートとか土産に買ってる人はあまり見かけません・・・・
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2005年10月31日

テマル領土政府長官、仏国核実験の影響に関して補足。

(タヒチプレス:30oct2005)

10月29日に「仏領ポリネシアの高レベル放射能汚染」の見出しで公開されたニュージーランドヘラルドWebサイトの記事は
ツアモツ諸島ツレイア島の高レベル放射能汚染の発見を裏付ける資料、引用元に不明部分があります。
NZヘラルドの記事は、特定不可能な「匿名職員」によって「被曝後遺症の疑いで診療のために、1日あたり最大5人をオークランドの個人病院に送った。」としており、テマル氏は「私は、だれが毎日ニュージーランドに送られた5人疾病ポリネシア人がいると言ったかを知りません。」と発言しています。

管理人注:核実験場従事した人は、辞める時に「核実験に関していっさいの事を口外しない」契約書にサインをします。匿名の方は仏国の監視下にあり、自由な発言をする事に身の危険を感じている可能性が高いと思います。また実験場従事でなくとも、ツレイア島民というだけで箝口令があった事は確実です。我々観光客は明るい側面しか見ませんが、タヒチの人々は常に仏軍の監視や密告下にあるといっても過言ではありません。

NZヘラルド記事で実名が明記されているのは、テマル氏とTea Hirshon女史のみ。他は匿名で「Temaru政府職員」となっています。 Hirshon氏は仏国核実験調査委員会委員長であり、10月9〜10日にツレイアなどに赴いたばかりです。記事にはテマル氏は「健康と環境汚染へ影響の継続的ハイレベルなもみ消し工作」で仏国政府を起訴したと書かれています。

テマル氏「私たちには、多くの健康上の問題があります。」とハッキリ発言しています。

匿名の政府職員は、仏国は被曝後遺症の人々をパリに送っていましたが、ニュージーランドが地理的に近く費用が削減できるためオークランドの病院に送られたと新聞に発言しました。10月9〜10日の調査によれば、ツレイアのブロックハウス(シェルター)足下で、通常環境の4倍を示す放射能レベルが確認されたばかりです。NZヘラルドは、データが仏国で分析されなければならないと言い足しました。テマル氏はは調査委員会への協力を拒否し、公文書を公開をしない仏国国防省も起訴したようです。

管理人注:たった今、その公文書関連の事をまとめている最中です。1997年までは閲覧可能だった公文書館(ヴァンセンヌ要塞内)を。国防省は閉鎖しました。2005年現在、核実験関連の情報公開が完全に隠蔽されたままになっています。この公文書内容ですが、調べるほどに仏国がマオヒを人間扱いしていない事が浮き彫りになってきます。

テマル氏「ポリネシアの人々は何が起こったか、起こっているかを知らない。 私たちは中立組織による調査を望む、仏国は公文書アーカイブを開き、なぜまだ秘密であるかを我々に伝えるべきである。」

管理人注:仏国としては公開できるはずがありません。(一部は漏れ出していますが、欺瞞や不条理に溢れた内容です。)

調査委員会は11月に仏領ポリネシア議会に報告書を提示することになっています。 Hirshon女史は、コミッションの目的が仏領ポリネシアにおける核実験の影響の正確な査定と、およそ25万人の健康被害状況の把握であるとヘラルドに言いました。
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国外通信社にも漏れ出る情報

(30oct2005:共同通信)

タヒチプレス以外でも、徐々に核実験の影響が漏れてきました、ツレイア島です。
もう少しデータなどを集めた上で、状況を多角的に分析したいと思っています。
以下が記事の全文コピペです。

URLはこちら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051030-00000115-kyodo-int
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポリネシアで放射能汚染か フランス核実験の環礁近く

 【シドニー30日共同】ニュージーランド紙ドミニオン・ポストは30日までに、1990年代半ばまでフランスが核実験を行っていた南太平洋のムルロア環礁(フランス領ポリネシア)近くの島で、高レベルの放射能汚染が報告され、住民が相次いで治療などを受けていると伝えた。
 同紙によると、放射能汚染が報告されたのは、ムルロア環礁の北北東約115キロのトゥレイア環礁。約100人が住み、有人の島としてはムルロア環礁に最も近い。多い時には一日に5人の住民が「放射能に関係したとみられる病気」のため、ニュージーランド北部の病院で診断、治療を受けているという。
 ポリネシアのテマル行政長官は同紙に対し、フランス政府が核実験による健康や環境上の影響を隠ぺいしていると非難。
(共同通信) - 10月30日21時42分更新
posted by Hopuhopu at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 核実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

CRIIRAD、オスカー・テマル氏へ第一回の現地調査報告

(タヒチプレス:15oct2005)

仏領ポリネシア大統領オスカー・テマル氏は現地金曜日、 "CRIIRAD" (放射能関連情報独立調査機関)より第一回目のマンガレヴァ調査の報告を受けました。

核実験の影響調査会(現地9、10日)に同行した "CRIIRAD" の研究者は、ガンビエ諸島の "Mangareva" ,ツアモツ諸島の "Hao" , "Tureia" の三カ所に赴き、各島の土壌や食物連鎖中の生物濃縮の状況を調査するためのサンプル収集を行いました。サンプルは実験室で詳しく調査を続行中。

核実験の影響についての報告:Bruno Chareyron : CRIIRAD実験室担当員

「今の所、ツレイアを除き環境中の放射能レベルに異常な数値は見られない。しかし残留放射能についてサンプルのさらなる分析が不可欠。通常環境中の放射能は微々たるものだが、ツレイアのブロックハウス(シェルター)の足下では正常レベルの4倍を測定した。」
「これらの分析は住民のリスク(有る無し)を証明するものでは無い。より詳しい調査が潜在的な危険を見定めるために必要不可欠である。追研究後 "CRIIRAD" は(残留放射性物質、核汚染状況など)改めて報告する。」

(管理人:注)ツレイアはモルロアの北107kmに位置するバリバリ危険区域内「実験場に一番近い有人の島」であり、その位置から大気圏実験の影響を最も受けたと思われます。環礁内の魚は食用禁止、水も(雨水)飲用に適さないとの事。作物が育たず漁もできず島民の現金収入は少ないが、核実験期間中は領土政府交付金が出ていたようです。(実験時のシェルター避難には1500cfp/1日の日当も出ていた)多くの人に被曝晩発生影響が出ているようですが、島民は仏軍の監視下で固く口止めされているようです。仏国厚生省がマンガレヴァ、ツレイア、プカルア、レアオ4島のガン疾病登録を始めたのは(信じられない!)1984年以降。初実験から18年間放ったらかし、登録以前に何人の人がガンや白血病で亡くなったかは闇に葬られてしまったのです。
posted by Hopuhopu at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 核実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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