5月30日より韓国での蔚山で開かれている、第57回国際捕鯨委員会(IWC)での仏領ポリネシア政府の公的立場は、捕鯨推進国の日本、ノルウェー、アイスランドとは反対の方向で、タヒチの排他的水域を海獣、鯨類のために広大なサンクチュアリとする計画があるようです。
現在日本は、南氷洋と北太平洋水域でミンククジラを調査の名目で捕鯨し続けていますが、新たに南極水域でのナガスクジラとザトウクジラの捕獲を加える計画書の提出をしました。この調査捕鯨というのも良く調べると曖昧ですね、例えば混獲した場合「漁網に間違ってかかったクジラは地元に限って売って良し」というガイドラインがあります。「混獲」と「意志ある捕獲」の区別はどうするのかな?しかも調査では無く売るってのは完璧に商業ですね・・・「間違ってとっちゃったぁー!」って有りなのかな?
ちょっと強引なアナロジーですが、捕鯨は「野生動物を狩る」行為ですから、トラやパンダが食べたいというのと似ている気もします。
他に食べるものが無いのならばまだしも、飽食の時代にあって、何故日本政府はクジラにこだわるのか?個人的にいまひとつ解りません。クジラ問題を盾にしてクロマグロ(絶滅危惧種?)の捕獲反対への圧力は逸らしているという考えもあるようですが・・・どうしても食べたいなら、養殖したらどうでしょうかね?採算が取れなそうですが・・・
タヒチ政府は商業捕鯨の拡大がクジラの個体数への脅威であると主張しており、現在行われている「調査捕鯨」も捕獲せずに行う事が可能であるとの見解です。
補足:1982年に商業捕鯨のモラトリアムが国際捕鯨委員会(IWC)で採択、1986年に国際捕鯨取締条約(ICRW)が発効。ワシントン条約で捕獲禁止されている6種のクジラに対して日本は留保状態だそうです。